こんにちは!営業の宮内です!
【本題に入る前に・・・】
皆さんはお花見されましたか?
今年は桜の開花もだいぶ遅くなり4月中頃まで桜を楽しむことができましたね。
(4月7日撮影 私も茂原公園の夜桜を楽しみました)
暖冬の影響で開花が早まるかなーなんて思っていましたがなかなか咲かず。この逆転現象、実は「休眠打破」という現象が関わっていたそうなんです。
「休眠打破」とは・・・桜の蕾(花芽)は、冬に入る前にいったん休眠し、成長を止めます。そして冬の厳しい寒さによって再び目を覚まし(休眠打破)、そこからは春の暖かさによって成長していきます。
冬にある程度寒くなることが早い開花には必要なのです。
実は寒さがで目覚ましのスイッチが入る不思議な生態をしているんだなぁと共有したかったので本題の前に書かせていただきました(笑)
【本題】
前座が長くなりましたが本題です。
皆さんタイトルにもある通り「オフグリットハウス」という家をご存じでしょうか?
ほとんどの方は「なにそれ?聞いたことない」となると思います。私も知りませんでした。
オフグリットハウスとは・・・電力会社の送電網につながっていない状態、あるいは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態の家を指します。
「うん。(理屈としての)意味は分かるけど(現実的な)意味が分からない」ってなりますよね。
写真で見ていただいた方が早いと思いますのでご覧ください。
↑↑↑ほんとに電線が繋がっていないんです。
この家「ちば山真童舎1級建築士事務所」 中村真也氏が設計・実際に生活しているお家です。
「え、電気がつながってないのにどうやって生活しているの??」ってお思いだと思います。
以下画像ご覧ください。
この家は井戸水・電気は太陽光発電と20KWの蓄電池で自給自足できてしまう家なんです(下水道は大人の事情でお支払いしているとのこと)。
↑↑↑これが一般家庭ではまず見ることはない20KWの蓄電池。屋根に8KWの太陽光を載せているので晴れの日は3時間ほどで満タンになってしまうとのこと。
中村氏:「昼間はとにかく溜まった電気を使わないともったいなくて電気を使わないと気が済まなくなっちゃったんだ(笑)」
そんな電気消費したい中村氏ですが、お湯は自然エネルギーのみで沸かしています。お湯を作る機械はこちら↓
真空管温水器と呼ばれるものです。なかなか見慣れないものですが太陽の力だけで150L80度のお湯を沸かすことができる優れものです。実際に横に付いている蛇口から出してもらい触りましたが、火傷待ったなしといったくらい熱々なお湯が出てきました。
中は木のぬくもりを感じるのはもちろん、実際に肌に感じる空気も暖かいんですこの家。
【OMソーラー】・・・屋根の上で集めた熱で空気を温め、床下に送り込むことで、床暖房として使用できるシステム。
蓄えられた熱は家の基礎部分にあたるコンクリートを温めることで放熱し、建物全体を温めます。
また、このOMシステムが稼働している間は、新鮮な空気を常に屋外から取り入れているため、換気の役割も果たしています。
簡単に言えば「自然エネルギーを使った床暖房」です。お伺いさせていただいた日は少し肌寒かったのも相まってより暖かさを感じましたね。
ここまで長々とご紹介させていただきましたが、自身の知らない世界はとても面白いものだと再認識させられた良い機会でした。
見学の機会をいただきましてありがとうございました。